国際新堀芸術学院・湘南ミュージックハイスクールの卒業生にエールを贈りました!
3月12日(日)湘南・藤沢にある専門学校 国際新堀芸術学院と湘南ミュージックハイスクールの卒業記念式典が行われました。
当日は、午前11時より卒業証書授与式が生演奏のファンファーレによって開式され、証書授与、学長挨拶に引き続き、当協会・代表理事 笑 満ちるが来賓として招かれ、登壇してスピーチを行い卒業生にエールを贈りました(高校生、専門学校生、社会人が同校を卒業)。
同校は、1957年(昭和32年)東京都杉並区に創業者・新堀 寬己学長によって設立され、今年で66周年を迎える音楽学校です。現在は高校卒業資格がとれる高等課程、専門学校にあたる専門課程、そしてジュニアからシニアまで幅広く教える附属コースがあります。
卒業生への祝辞より
「センスを磨いていこう」/新堀寬己学長より
新堀学長は、「センスを磨きなさい。センスとはファッション的な外見だけではない。ずさんさがなく、相手を気づかうこと。例えば、先方を待たせないためにも目上の人との約束なら20分前、友達との待ち合わせなら10分前には到着すること。これから20年後を見据え、総じて、パッとそこに現れただけで『何かが違う』と感じさせるような人になりなさい」と語られました。
「明るさ」こそが成功の秘訣/副学長・寺田和之氏より
副学長の寺田和之氏からは「成功している人には、〇〇がある。何だかわかるだろうか?成功している人には、明るさがある。新堀学長の底抜けの明るさ僕らはついてきた。いつでも明るさを保ち、隣にいる友達の顔を決して忘れずに、仲間を大切に歩んでいってほしい」と語られました。
寺田先生は、卒業式の最中は生演奏の指揮をとり、また演奏中以外は終始温かな眼差しで卒業生を見守られていました。
「新しい価値観とパラダイムシフトが鍵」/ギタリスト垂石雅俊氏より
同校を21年前に卒業したギタリスト・垂石雅俊氏も来賓として登壇し、「(自分自身は)スタジオジブリとの仕事も経験した。卒業生の皆さんにもこれから多くの活躍の場が待っている。現場でわからないことも多いかもしれないが、自分もわからないこと、できないことに直面し乗り越えて来た。コロナ後のこれからは、新しい価値観と、パラダイムシフトが大事。ともに挑戦を続けよう!」と力強い激励のこもった祝辞を述べました。
余談ですが、実は笑は10年以上前、来賓の垂石氏の「ソロギター練習帳」という教本を買い求め、レ点やシールを貼りながらフィンガーピッキングの基礎を学びました。特別な思いを著者本人に直接伝えることができ感動もひとしお、ご本人も大変喜ばれていました。
新堀学園は「音楽の楽園」/(一社)ミュージックライフ・スタイリング協会代表理事・ミュージックライフスタイリスト®︎ 笑 満ちるより
当協会代表の笑からは来賓祝辞として「学園の卒業生でもない私がここにいるのは、またとないご縁によるもの。19歳でハリウッドへギター留学したが、25歳で挫折して8年間もの音楽無縁の生活を送った。虚しかった。出産と同時にギターを再開する中で、音楽スタイルの再発見と、ライフスタイルを整えることにより再起できた。この学園は、新堀学長の信念が浸透し、生活態度や気力体力にいたるまで指導を受けながら多彩な音楽を追求できる「音楽の楽園」である。皆さんを待っている人が必ずいるので、愛のサウンドを広めてほしい」とエールを贈りました。
「新人」による協奏曲の夕(卒業生によるコンサート)
午後2時からは新人=卒業生(新堀学園では卒業生を「新人」と呼ぶ)によるコンサートが行われ、一人演奏を終えるごとに客席から花束を渡す伝統が数年ぶりに蘇りました。新人を囲み伴奏するギターオーケストラは最終演目においては総勢50名ほどに増えていき、ステージいっぱいに生きる喜びの音楽がこだましました。
夕方からは、卒業生、保護者、教職員、来賓が集まりレセプションが行われました。沖縄料理が振る舞われ、これまで支えてこられた保護者の皆様によるスピーチに心温まりました。
このようなご縁に繋がった、湘南ミュージックハイスクール教務・広報の鈴木雅宏さんに感謝します。
同校ならびに卒業生の皆様のご発展と繁栄を心よりお祈り申し上げます。